7年ぶりのダイヤモンド・プリンセス乗船(ダイヤモンド・プリンセス1日目)

2023年9月15(金)~20日(水)

ダイヤモンド・プリンセス

シルバーウィーク九州と韓国ショートクルーズ6日間

申込み

7月下旬、ダイヤモンド・プリンセスのメルマガ会員割引のお知らせが届いた。

シルバーウィークで、ショートクルーズということで、都合が良い。

ちょうど、久しぶりにダイヤモンド・プリンセスに乗ってみたいと思ってたのよね、ってことで早速申込み。

申込みから1週間以内の支払いが必要との条件がついていたので、申込み受付後、すぐにクレジットカードで入金。

事前準備

既に新型コロナについての条件は緩和されていて、ワクチン接種証明書や陰性証明の提出は必要なし。

乗船の1ヶ月程度前になると、代理店から、アプリのインストールと設定のお知らせが届いた。

送られていたマニュアルに沿って、アプリをインストールし、各種項目を入力し、準備。

 

ダイヤモンド・プリンセスでは、以前に使用していた「クルーズカード」ではなく「メダリオン」のシステムを利用して、全て行うことになっている。

アプリで、個人情報の登録、クレジットカード登録、顔写真の登録、事前チェックイン、ダイニングの予約などが行えるようになっていて、とても便利だ。

事前チェックインを行うと、「グリーンレーン」と表示されるとマニュアルには書いてあったけれど、私たちは、ずっと「ブルーレーン」のままだった。

私達の場合は、言われたとおりに入力してこのままなんだから、きっと大丈夫だろうと、そのままにしていたが、心配になった人は多いと思う。

これは、乗船日近くなって、ブルーのままで問題ないとのアナウンスがあった。

 

出発前日の9月14日、海外旅行保険に申込み。

いつも利用している「たびほ」で、6日間2人分で、3940円だった。

万が一に備え、荷物には、市販の風邪薬、解熱剤、体温計、パルスオキシメーターを入れた。

ウェットティッシュ、マスクも多めに持った。

乗船日の朝

荷物は、大きいスーツケース1つ、中くらいのスーツケース1つ、ガーメントバッグ1つ、となった。

10時ころに自宅を出発し、桜木町駅からタクシーを使って大さん橋へ向かった。乗車料金は1100円だった。

とても暑い日だったので、タクシー移動で正解だった気がした。

 

11時頃に大さん橋へ到着すると、すぐにスーツケースを預け、整理券10番を受け取った。

大さん橋には、すでに多くの人が待機していた。結構時間がかかりそうだ。

とても蒸し暑い。待機場所近くで冷水を配っていたので、私たちも一杯いただき、生き返った。

乗船

12時15分頃、整理券番号「10番」が呼ばれ、荷物のセキュリティチェックを受け、チェックインへ。

パスポートを提示し、メダリオンを受け取る。私の登録写真があまり良くなかったらしく、その場でタブレットで撮り直してもらった。

 

今回、横浜を出港すると次の寄港地は韓国・釜山のため、チェックインの後、出国審査を受ける。

パスポートに「出国」のスタンプが押され、乗船口へ。

乗船口で、一人ずつメダリオンを機械にかざして乗船となる。

乗船後、各自で避難訓練の工程を進めるようにという案内があったので、混みだす前に済ませることに。

乗船口近くにいたクルーに「マスターステーション?」と聞くと、持っている端末にタブレットをかざし、私たちの集合場所を教えてくれた。

私たちのマスターステーション(緊急時の集合場所)は、7デッキ「プリンセスシアター」だった。

シアターの入り口に行くと、またメダリオンを端末にかざし、出欠確認。

次は、避難訓練の動画を見て、夕方の船内放送を聞くように、と案内の紙を渡された。

動画は部屋のテレビで見られるようになっている。

ランチ

部屋に入れるのは13時半過ぎから入れるとのことなので、それまでの間、まずはランチ。

14デッキ「トライデントグリル」へ。

ハンバーガーはカウンターでオーダーし、出来上がると名前を呼んでもらえる。ピザは焼いてあるものを取ってもらうシステム。

2016年以来、7年ぶりくらいのダイヤモンド・プリンセス。

前回乗船時は、ほとんど日本語が通じなかったけれど、今回はクルーたちがかなり日本語を話していることに驚いた。

お腹いっぱい!美味しかった。大満足。

なんか、少し空が暗くなってきて、天気があやしい。

 

ブッフェレストラン「ホライゾンコート」へ移動。

ラーメンはなんとなく和風だしの味がするが、まぁまぁ美味しい。

大さん橋の様子を眺めながら、ソフトクリーム。

15デッキの「ロータス・スパ」の見学会をやっていたので行ってみることに。

スパでは、日本人スタッフの方が案内してくれた。

エステやマッサージの内容説明や、ジムなどを案内してくれた。

ペーパーレス化のため、紙のメニュー表などは無く、受付にあるものをスマホで写真をとらせてもらうことができた。

  

その後、「泉の湯」へも行ってみたが、既に予約を入れる方々でカウンターが混雑しているようだった。

前回乗船時よりも値上がりしていて、1回90分25ドルになっていた。利用している方は多いようだったが、私は結局、最後まで利用しなかった。

回数券は5回分で75ドル。何度も行きたい方は、こちらがお得。

キャビンへ

今回私たちは、「海側(視界が遮られる)」の部屋を予約。

乗船日前日になると、アプリ上でキャビン番号が表示され、部屋番号を見て驚いた。

「E100」という、実に覚えやすい部屋だった。

 

ダイヤモンドプリンセスのキャビン番号は、先頭のアルファベットは、何デッキ(何階)かを表しているので、何デッキの何号室、というふうに読み取る。

「E」はエメラルドデッキで、8階だ。

8階左舷の一番船首側。そこが私たちのキャビンだ。部屋に近づくだけでメダリオンが反応して鍵が開くのが面白い。

窓の外を確認すると、そこにはテンダーボートはなく、プロムナードデッキがあった。

「海側」といっても良さそうな部屋だが、海までちょっと距離があるから、「海側(視界が遮られる)」の部屋なのかな。

 

場所も分かりやすく、快適なキャビンだった。

私たちは特に気にならなかったが、排水管が近くを流れているのか、一日中、ゴボッゴボボボ…と、水が流れる音がしていたので、音に敏感な方はキビシイかもしれない。

 

早速、部屋のテレビをつけ、避難訓練動画を見た。

ちょうど見終ったところで、客室担当のクルーが挨拶に来てくれた。

ツインになっていたベッドをくっつけてもらえるようにお願いすると、後ほどやってくれるとのこと。

 

今回の客室担当クルーは、ちょっぴりシャイな女性の方だった。廊下で会うと少しはにかんだ笑顔で挨拶してくれたのが印象的。

 

私たちにとっては久しぶりのダイヤモンド・プリンセス。

思い出しながら、船内を歩き回ってみる。

横浜出港

15時半からは、グランドプラザで「鏡割り」のイベント。

グランドプラザは、5~7デッキまで3層吹き抜けになっている。私たちは一番上の7デッキの端っこで見ることに。

日本語の「3、2、1、ヨイショー!」という掛け声で樽の蓋が割れ、日本酒が配られた。私たちはお酒を飲まないので見るだけ。

16時過ぎに雨が降り出し、出港パーティが心配になった。

出港予定の17時を10分ほど過ぎたところで、ロープが外され、横浜・大さん橋から離岸。

雨が本降りになっている。

横浜ベイブリッジの通過は15デッキから見たかったけれど、雨が土砂降りなので諦めた。

14デッキの屋根の下で出港パーティを楽しみ、そのままベイブリッジを通過。

15デッキで見ていた方も多かったけれど、皆さん、頭からバスタオルをかぶって、ずぶ濡れ状態で見ていた様子。

 

その後は、ジュエリーショップの抽選会に行ったり、時計店の抽選会に行ったりしてみたけれど、どちらもハズレ。

翌日のショッピングショーに向けて、スタンプ集めをし、

夕飯はブッフェ「ホライゾンコート」で。

夜の真っ暗な海を進むダイヤモンドプリンセス。

21時半頃、部屋に戻ってシャワーを浴び、テレビで翌日の「モーニングショー」(船内の情報番組)を見ながらまったり過ごした。

久しぶりにジャパニーズクルーズディレクターのミキコさんの笑顔が見られて嬉しかった乗船初日が終了。