初めてクルーズ旅行に行くときは、
「どんな船を選べばいいの?」
「予約したあとは何をすればいい?」
「乗船当日はどうやって船に乗るの?」
など、わからないことも多いと思います。
クルーズ旅行は、船で移動しながら、食事やイベント、ショーなどを楽しみ、寄港地では観光もできる旅です。
私も最初のころは、旅行会社から届く案内を確認しながら、一つずつ準備をしていました。
でも、大まかな流れがわかってしまえば、それほど難しいものではありません。
この記事では、初めてクルーズ旅行に行く方に向けて、クルーズ選びから予約、出発前の準備、乗船当日までの流れをまとめます。
※手続きや乗船方法などは、船会社やクルーズによって異なります。実際に乗船するときは、船会社や旅行会社から届く最新の案内を確認してください。

1.自分に合ったクルーズを探す
初めてのクルーズでは、「どの船を選べばいいのだろう?」と迷うかもしれません。
でも、おすすめの船は、その人がクルーズ旅行に何を求めているかによって変わると思います。
どんなクルーズをイメージしている?
「クルーズ旅行」と聞いて、豪華客船でゆったりと過ごす旅をイメージしているなら、日本船を選ぶのもよいと思います。
たとえば飛鳥Ⅱは、落ち着いた船内でサービスもよく、いわゆる「豪華客船」のイメージに近いクルーズを楽しめます。
反対に、船内のイベントやパーティなどに参加して、にぎやかに楽しみたいなら、ダイヤモンド・プリンセスやMSCベリッシマなどの外国船も選択肢になります。
船によって、大きさや設備だけでなく、船内の雰囲気もかなり違います。
料金や航路だけでなく、「船の中でどんなふうに過ごしたいか」も考えて選ぶとよいと思います。
最初から長すぎるクルーズを選ばない
初めてなら、あまり長期間のクルーズを選ばない方が安心です。
日本船なら2~4泊程度、外国船なら7~9泊程度から体験してみるのもよいと思います。
実際に乗ってみると、「クルーズ旅行がとても合っている」と感じる人もいれば、そうではない人もいるでしょう。
船での生活が自分に合わなかった場合、最初から長期間のクルーズを予約していると、少しつらくなってしまいます。
まずは無理のない日数から体験してみるのがおすすめです。
私がクルーズを選ぶときに重視していること
私の場合は、日程・料金・船内の雰囲気を特に重視しています。
今は夫が会社員なので、長い休みを取れる時期が限られています。そのため、まず日程を確認して、その中から乗船できるクルーズを探します。
もちろん料金も重要です。
料金が高いクルーズには、それだけのサービスや魅力があることも多いですが、クルーズ旅行だけにいくらでもお金をかけられるわけではありません。
また、私は比較的落ち着いた雰囲気の船が好きなので、船内の雰囲気もクルーズ選びの大切なポイントにしています。
2.クルーズを予約する
乗りたいクルーズが決まったら、予約をします。
船会社から直接予約する方法もありますが、私は旅行会社を利用することがほとんどです。
まだクルーズ初心者だったころからクルーズプラネットを何度か利用し、そのまま現在まで利用することが多くなっています。
初めての場合は、わからないことを確認しながら予約できる旅行会社を利用するのも、一つの方法だと思います。
人気のクルーズは早めに予約する
クルーズは、出発直前までいつでも予約できるとは限りません。
人気のある航路や日程では、かなり早い時期から客室が埋まっていくことがあります。
「このクルーズに乗りたい」と思うものが見つかったら、早めに検討することをおすすめします。
特に客室の種類や位置に希望がある場合は、早めの方が選択肢も多くなります。
初心者なら船体中央付近の客室もおすすめ
客室の位置を選べる場合、初めてのクルーズなら、船体中央に近いエリアを選ぶのもおすすめです。
波がある日は大きな船でも揺れることがありますが、一般的に船首や船尾より中央付近の方が揺れを感じにくくなります。
船酔いが心配な方は、客室選びの際に位置も確認してみるとよいと思います。

クルーズ代金以外に必要な費用も確認する
予約するときには、表示されているクルーズ代金だけでなく、「何が料金に含まれていて、何が含まれていないのか」も確認しておきましょう。
船によっては、船内チップ、ドリンク、有料レストラン、Wi-Fi、寄港地観光など、クルーズ代金とは別に費用が必要になるものがあります。
乗船してから「こんなに別料金がかかるとは思わなかった」とならないよう、予約時に確認しておくと安心です。
3.予約後は案内に沿って手続きをする
予約が終わったら、旅行会社や船会社から届く案内に従って、必要な手続きを進めます。
残金の支払い時期などは予約内容によって異なりますので、案内に書かれている期限を確認しておきます。
支払いが終わると、船会社のアプリなどから、船内の食事やイベントなどを予約できる場合もあります。
予約したいものがあれば、この時期に確認しておくとよいでしょう。
オンラインチェックインを済ませる
乗船前にオンラインチェックインが必要な場合もあります。
最初は難しそうに感じるかもしれませんが、画面に表示される手順に沿って進めれば、それほど面倒ではありません。
むしろ事前に登録を済ませておくことで、乗船当日の手続きが少なくなり、スムーズに乗船できます。
パスポートを確認する
日本から出発するクルーズでも、海外の港へ寄港する場合はパスポートが必要です。
有効期限だけでなく、予約時に登録した氏名のアルファベットなどに間違いがないかも確認しておきましょう。
そして、もう一つ気をつけたいのが乗船当日です。
パスポートは大きなスーツケースの中に入れないようにします。
ターミナルで大きな荷物を預けたあとに、チェックインでパスポートが必要になります。
パスポートは、すぐに取り出せる手荷物に入れておきましょう。
4.海外旅行保険にも加入しておく
私はクルーズ旅行に行くときは、毎回海外旅行保険に加入しています。
クレジットカードにも海外旅行保険が付帯しているものがありますが、補償内容を確認したうえで、必要なら別に加入しておくと安心です。
私は普段「たびほ」を利用し、家族プランで申し込んでいます。
クルーズ旅行では、旅行中に体調を崩したり、思わぬトラブルが起きたりする可能性もあります。
特に海外を含む旅行では医療費が高額になることもあるため、補償内容を確認して準備しておくことをおすすめします。
5.乗船前に必要なものを予約・準備する
乗船日が近づいてきたら、必要に応じて船内サービスや寄港地観光などの予約もしておきます。
寄港地観光
寄港地で「ここだけは絶対に行きたい」というツアーがある場合は、事前に予約しています。
特にこだわりがなければ、乗船してから申し込むこともあります。
ただし、人気のツアーは満席になることもあるので、どうしても参加したいものは早めに申し込んでおいた方が安心です。
ドリンクパッケージなど
私はドリンクパッケージを申し込むことはあまりありませんが、利用したい場合は乗船前に料金を確認しておきます。
船会社によっては、乗船してから購入するより、事前購入の方が安く設定されている場合があります。
スーツケースの宅配
出発するターミナルまで自分で大きな荷物を運ぶのが大変な場合は、スーツケースの宅配サービスを利用する方法もあります。
私も、自分で荷物を運ぶのが難しいと思ったターミナルでは、宅配を利用したことがあります。
出発港までの移動方法も含めて、無理のない方法を考えておくとよいと思います。
6.服装と持ち物を準備する
クルーズ旅行では、普段の旅行とは少し違うものを持っていくこともあります。
詳しい持ち物については別の記事で紹介しますが、ここでは特に用意しておきたいものを紹介します。
羽織るものを持っていく
船内は冷房が強く感じられることがあります。
また、季節によっては陸上より海上の方が気温を低く感じることもあります。
カーディガンなど、さっと羽織れるものを一枚持っていくと便利です。
特にシアターでショーを見るときなどは、ひざ掛けがあると快適です。
ドレスコードは難しく考えすぎなくて大丈夫
初めてクルーズに乗るとき、「どんな服を着ればいいのだろう」と心配になる方も多いと思います。
最近はドレスコードも以前よりゆるやかになってきているように感じます。
基本的には、船会社のパンフレットなどに書かれている服装の案内を読んで、それから大きく外れない服装を選べばよいと思います。
ドレスコードは、自分だけの問題ではなく、船内全体の雰囲気にも関係します。
必要以上に難しく考えることはありませんが、その日の船内の雰囲気に合った服装を楽しむのも、クルーズ旅行の楽しみの一つです。
酔い止め薬は持っていく
「大きな船だから揺れないだろう」と思っていても、海が荒れればかなり揺れることがあります。
普段は乗り物酔いをしない方でも、酔い止め薬は持っていくことをおすすめします。
船内で必要になったときに、いつも使っている日本製の薬を購入できるとは限りません。
使わなかったとしても、持っているだけで安心できます。
7.いよいよ乗船当日
私は乗船当日、指定された乗船時間より1~2時間ほど早めにターミナルへ到着するようにしています。
途中で道路が渋滞したり、電車でトラブルが起きたりする可能性を考えて、時間に余裕を持って出発するためです。
ただし、指定時間より早く到着するのは自分の都合です。
早く着いたからといって、すぐに乗船できるとは限りません。
待ち時間が長くなっても、それは仕方がないと思って、のんびり待つようにしています。

ターミナルに到着したら大きな荷物を預ける
乗船方法は港や船会社によって異なりますが、まず船に運んでもらう大きなスーツケースなどを預けます。
乗船のための整理券が配られている場合は、それも受け取ります。
横浜港大さん橋へ車で行き、駐車場のクルーズ割引を利用する場合は、必要な手続きも済ませます。
あとは番号が呼ばれるまで待ちます。
時間に余裕があれば、外へ出てこれから乗る船の写真を撮るのも楽しみの一つです。
番号が呼ばれたらチェックインへ進み、その後はスタッフの案内に従って乗船します。
すぐに必要なものは手荷物へ
大きなスーツケースは、預けてから客室に届くまで時間がかかります。
そのため、
- パスポート
- 乗船書類
- スマートフォン
- 財布などの貴重品
- 普段飲んでいる薬
- カメラなど、すぐに使いたいもの
は手荷物に入れておきます。
乗船後すぐにプールへ行きたい場合は、水着も手荷物に入れておくとよいでしょう。
8.船に乗ったら、まず何をする?
無事に船に乗ると、いよいよクルーズの始まりです。
私たちは、まずランチを食べることが多いです。

その後、客室が利用できる時間になったら部屋へ行き、手荷物を置いて身軽になります。
それから船内を歩いて、
「ここにレストランがある」
「シアターはここ」
「ここから外に出られる」
など、船内を見て回ります。
避難訓練など、乗船日に必要な安全確認もこの時間に済ませます。
レストランなど、乗船後に予約したいものがあれば、その手続きもしておきます。
預けたスーツケースが客室に届いたら、洋服をハンガーに掛けたり、荷物を引き出しに入れたりして、クルーズ中の部屋を整えます。
ここまで終わるころには、だんだん「船での生活」が始まった感じがしてきます。

初めてでも、自分の好きなように過ごせば大丈夫
初めてクルーズに乗ると、
「みんなは何をして過ごしているんだろう」
「イベントには参加した方がいいのかな」
「この服装で大丈夫かな」
など、周りが気になることもあるかもしれません。
でも、船内でどう過ごすかは、基本的にそれぞれの自由です。
イベントにたくさん参加してもいいですし、客室でのんびり過ごしても構いません。
プロムナードデッキで海を眺めながら、何もしないで過ごすのもクルーズの楽しみ方の一つです。
周りの人がどう過ごしているかを気にしすぎず、自分が心地よいと思う過ごし方を見つければいいと思います。
わからないことがあれば、船内のスタッフに聞けば大丈夫です。
外国船などで日本語を話せるスタッフがすぐに見つからない場合には、近くにいる日本人の乗客に聞いてみるのも一つの方法です。
ドレスコードについても、必要以上に心配することはありません。
船会社のパンフレットなどに書かれている説明を読んで、「こんな感じかな」と思う服装を選べば、大きく外れることはないと思います。
クルーズ旅行は、船に乗ってしまえば、自分の好きなように時間を使える旅です。
最初からすべてを完璧に準備しようとせず、まずは一度、船で過ごす時間を楽しんでみてください。



