にっぽん丸 30周年記念クルーズ
2021年10月22日(金)~24日(日)
横浜~(伊豆諸島周遊)~横浜
申込み
2020年のはじめ頃から始まった新型コロナウィルスの流行により、クルーズ旅行に行けない時期が続き、
私たちも、予定していたいくつかのクルーズが中止になった。
・2020年GW「MSCベリッシマ」
・2020年9月「ダイヤモンド・プリンセス」
・2021年GW「クイーン・エリザベス」
・2021年7月「飛鳥Ⅱ」
そして、2021年の9月終わりころ、ようやく1日の新規感染者数が減少し始め、
「今度こそクルーズに行けるのでは!」という気持ちがたかまっていた。
10月に入り、インターネットで見かけた今回のクルーズ。
「ワクチン2回接種者は3万円の割引」という特典にひかれ、すぐにクルーズプラネットに仮申込み。
私たちは2人とも、8月初旬までに2回の接種を終えていた。
クルーズ発売日の10月4日に返事が来て、その日のうちにメールで申込書を送り、クレジットカードで支払いを済ませた。
事前PCR検査
申込みからしばらくすると、ガイドブックとPCR検査キットが自宅に到着。
新型コロナウィルスに対しての取り組み、乗客が協力すべきことなどが丁寧に書かれている。
PCR検査は、キット内の説明書にしたがって唾液を採取し、20日必着で返送とのことだったので、
私たちは、16日(土)に採取して、返送。
ネットから検査の登録をして、結果が出次第、自分でも確認することができるようになっている。
ここで「低リスク」の判定が出なければクルーズに行けないので、
大丈夫と思いながらも、ちょっとだけドキドキ。
結果が出たのは、18日(月)のこと。はやい。
二人とも、めでたく「低リスク」でホッと一安心。
ここから、なるべく人と会わない生活を心がけることに。
出発の朝
22日は朝から雨の予報で心配していたけれど、なんとか降られずに移動することができた。
9時過ぎに自宅を出発して「日本大通り駅」へ。
日本大通り駅で降りたのは何年ぶりだろう。
改札を出たところで、柳原良平さんの陶板レリーフを眺め、楽しむ。
クルーズ客船「飛鳥」と大さん橋
三つの塔 キング(神奈川県庁)、クィーン(横浜税関)、ジャック(横浜開港記念会館)
開港時の黒船「サスケハナ」、明治時代の客船「春洋丸」、2008年に引退した客船「クィーンエリザベス2」
乗船受付
駅を出てから徒歩数分のところにある「ロイヤルホールヨコハマ」が集合場所になっている。
私たちの集合時間は10時半だ。
到着すると一旦ロビーで待機し、人数を調整しながら受付へと案内される。
受付の列に並んでいる間に、スタッフの方に大きい荷物を預け、身軽になる。
受付ではまず、乗船券の確認と検温が行われる。
そして、健康質問票、同意書、ワクチン証明を提示し、検体採取キットを受け取る。
検体を採取する部屋に移動し、唾液採取。
部屋には、梅干しの匂いが漂い、採取方法もスタッフが教えてくれるので、スムーズに済ませることができた。
部屋を出るとすぐに、待合い会場に案内され・・・
検査結果が出るまで、4~5時間程度待つことになるのは知っていた。
けれど、こんな素敵な空間だとは知らなかったのでビックリ。
部屋に入ると、ちょうど弦楽四重奏の演奏中。
渡された番号の席に座ると、すぐにお茶が配られる。
弦楽四重奏の後は、体操の先生が登場して、座りながらのストレッチ。
そして11時半ころから、お弁当が配られる。
お腹が空いていたから、ペロッと食べてしまう。
昼食後は、コーヒーをいただき、ストレッチの午後の部があり、
私としては、それほど退屈することなく、時間を過ごすことができた。
ただ、ちょっと残念だったのは会場のフリーwifi。
使用できるとガイドには書いてあったのだけど、パスワード等の案内は無く、会場のスタッフに聞きにいかなければならなかった。
そして、いざ接続しても速度が遅く、結局スマホのネット回線に戻すことになった。
まぁ、別に良いのだけど。
会場のフリーwifiを当てにしている人は、ちょっと注意が必要かも。
乗船口へ
14時半ころ、全員が「低リスク」判定だった旨のアナウンスがあり、
順番にマイクロバスに乗って、大さん橋に移動することになる。
私たちが大さん橋に到着したのは、15時半頃。
そのまままっすぐCIQまで進み、乗船券と身分証明書を提示し、乗船証を受け取る。
そして、いよいよ「にっぽん丸」に乗船!
乗船証は、クルーズ中の身分証であり、客室の鍵であり、買い物時のキャッシュレスカードである。
今回は、それに加えて、施設の利用記録、体温の記録などにも使用される。
乗船証にはQRコードがついていて、飲食施設や大浴場などのマスクを外す施設では、利用情報を記録することになっている。
万が一、船内で有症者が出た場合にそなえた記録である。
普段とはちょっと違うクルーズに、やや緊張しつつも、
やっぱり、わくわく。
気を付けながら楽しむぞー。