快晴の最終日~横浜入港そして下船~(にっぽん丸3日目)

きれいな朝焼け

夜の間、ずっと揺れていた気がする。

5時に起きて、窓から外を見ると、大島が見えている。

  

洗面所に入ると、狭い空間だからなのか、平衡感覚が奪われるような気がする。

なんとなく嫌な予感がする。

酔い止め薬を飲んで、7階のデッキへ向かう。

まだ雲は多いけれど、これから晴れてきそうな空だ。

 

東の空が赤く染まり始める。

5時50分頃のこと。

太陽が顔を出すと、一気に空が赤くなり、本当に美しい。

  

・・・やはり、体調がなんかおかしい。

ここは、無理せず、一旦休むことに。

船内の廊下の所々に準備されているエチケット袋を1枚持って、部屋に戻る

朝食

1時間ほど横になって休憩後、復活。

再び海を見に行きたい。

  

すれ違っていく大きいコンテナ船が見える。

「ONE」のピンクのコンテナが見えると嬉しくなる。

   

朝食は、この日は二人とも和食をチョイス。

ちゃんとした和朝食がいただけるのも、日本船の良いところ。

朝、船酔い気味だったから、控えめにしようと思っていたけれど、

美味しくて、ほぼ完食。

 

このあと、一旦部屋に戻り、運んでもらう荷物を最終チェックし、廊下に出し、

東京湾と、横浜入港の風景を眺めに、7デッキへ。

横浜入港

外は晴れていて、富士山がきれいに見られた。

  

まもなく横浜という、9時15分ころ、

満船飾が出され始める。

船でお祝いのときに掲揚されるものだ。

 

満船飾を掲げたにっぽん丸が、横浜ベイブリッジへと進んでいく。

  

デッキでみなとみらいと富士山の景色を楽しみながら、横浜へ。

入港をサポートするダグボートは「さがみ」

  

私たちは、7デッキから船長の仕事を見学。

  

予定通り10時半に、横浜・大さん橋に着岸となる。

下船

下船は、上の階の方から順番にアナウンスされる。

2階メインエントランスでは、この日の体温測定があり、乗船証のQRコードをスキャン。

その後、スタッフの方々にお見送りされながら下船となる。

私たちの下船は、11時頃。

  

大さん橋で、預けていた荷物を受け取り、

その後、名残り惜しく写真を撮る私たち。

このあとは、大さん橋から横浜の周遊バス「あかいくつ」に乗って、桜木町駅へ。

自宅に着いたのは、13時頃。

久しぶりのクルーズ旅行はこれで終わり。

自宅に帰った当日と翌日は、なんとなく陸酔いのような感覚があって、これもまた懐かしい感じがした。

   

自宅に戻ってから、今回の満船飾を解読。

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まとめ

今回の航路図

感染症対策など気を付けながらとなった今回のクルーズ。

乗船前は、いつもと違うクルーズ旅に少し心配もしていたけれど、

にっぽん丸でも、様々な対策が考えられていたし、乗客の方も協力的な方ばかりだったように思う。

  

船内では、あちらこちらに消毒液や空気清浄機が置かれ、

レストランやラウンジに入るときはもちろん、

それ以外でも、いつでも手指消毒ができる環境になっていた。

クルーズ船がどうなってしまうのか、かなり心配な時を過ごしたけれど、

こうして、クルーズを再開できて本当に良かったと思う。

また、マスクを外して思い切り楽しめる時が来るといいな。

   

今回の記念にいただいたネームタグ