富士山と朝日
5時過ぎに起床。
着替えて7階へ行ってみると、そこは駿河湾。
富士山がきれいに見えている。
船内新聞によると、日の出は5時50分頃。
少しずつ空が赤く染まり始める。
にっぽん丸は、駿河湾内でくるりと向きを変え、航跡が美しい。
そして、6時を少し過ぎた頃、陸地の向こうから太陽が少しずつ昇ってくる。
太陽のエネルギーを感じる、すばらしいひと時。
朝の海は寒い。ホライズンラウンジに入り、冷えた体を温める。
6時半になると、モーニングコーヒー&ティーが始まり、
私たちもいただくことに。
太陽が昇ってくると、少しずつ気温も上がり始め、すがすがしい空気。
デッキを歩きながら、海を眺める。
朝食
メインダイニングでの朝食は7時からとなっている。
私たちは、7時半頃「瑞穂」へ向かう。
朝食は、和食か洋食かを選べるようになっている。
夫は和食を、
私は洋食をチョイス。
お料理がおいしいのはもちろんだけど、
レストランのクルーたちが、テキパキと働く姿が実に気持ちが良い。
すべてのクルーに日本語が通じるのも素晴らしいし、
ちゃんとした日本式の接客で、なおかつ温かみが感じられ、安心して過ごすことができるのは日本船ならではだと感じた。
食後は、少しお散歩。
デッキから下を見ると、フィンスタビライザー(揺れ防止装置)が見えた。
8時過ぎ、日本平の近くを通過。
よく晴れていて、日向は暖かいけれど、風が少し冷たい。
伊豆諸島方面は、変わらず強風の予報のため、諦め、
にっぽん丸はこの後、伊勢湾へと向かう。
伝統の花毛布
9時45分から、4階ドルフィンホールで行われる「花毛布講座」へ行ってみることに。
外国船では、タオルアートが話題になるけれど、
にっぽん丸では、『花毛布』が伝統らしい。
スイートルームやデラックスルームで飾られるもの。
前半は講師の方の説明を聞き、後半はクルーの実演があった。
海の景色などをモチーフにしたものの4パターンの実演が楽しめた。
講座のあとは、リドテラスで喉を潤し、
ここで、クレジットカードの登録に、フロントデスクへ行くことに。
あらかじめカード登録をしておくと、下船時の清算がスムーズだ。
昼食
お昼ご飯は和食。メインダイニング瑞穂にて。
早起きして、ちょっと眠たい私は、部屋に戻って少し仮眠をとることにして、
夫は、船内探検に出かけて行った。