【クイーン・エリザベス】ゴールデンウィーク 沖縄リゾートと台湾クルーズ10日間
下船日の朝
5月5日、最終下船日
横浜最終下船の日だ。
予定では、6時半に横浜着となっているが、早めに到着すると予想していた。
5時に起きると、もう船は観音崎まで来ていた。

すぐに着替えて、10デッキへ上がった。

横浜・八景島シーパラダイスが見え、まもなく、横浜みなとみらいの景色も見えてきた。



いったん部屋に戻り、ベランダから船が大黒ふ頭に着岸するまで外の景色を眺めていた。


予定より早い5時半ごろ横浜着となった。

着岸後
部屋にあったキュナードのバスローブを一度も着ていなかったのが心残りだったので、最後にバスローブを着てみた。すると、ふわふわでとても気持ちが良かった。

もっと早く着てみれば良かったな。
ちなみに、このバスローブとスリッパは、船内のキュナードグッズショップで購入できたのだけど、
結構購入している方が多かったらしく、一時売り切れとなっていた。
その後補充されたようだった。
それ以外にも、ローランペリエのシャンペンや、明石鯛の日本酒など、キュナードとコラボしているお酒を購入することもできた。
朝食までの間は、空いている船内を歩き回った。
夫と、よく行った場所に行って写真を撮ったり、今までのクイーンエリザベスでの思い出話をしながら楽しんだ。





最後のブリタニアレストラン
最後の朝ごはんはブリタニアレストランへ行った。
会場10分前に着くと既に並んでいる人がいたので、私たちも並んだ。
3分前にドアが開き、次々と席に案内された。
私たちも着席し、スムージー、和朝食、コーヒーなどを注文した。
あまり待つことなく朝食が運ばれてきて、ささっと済ませた。

部屋は、8時半までに出ていかなくてはいけない。
手荷物をまとめ、忘れ物チェックをして、
その後、名残惜しくベランダから外を眺めた。
そのころちょうど、「ミツイオーシャンフジ」と「にっぽん丸」が横浜に帰ってきたので、見守った。


下船
8時20分ごろ、部屋を出た。
本当に素敵な部屋だった。
下船まではコモドアークラブで過ごした。数々のキュナードの船が描かれた絵画を改めて眺めたり、外の下船の様子を見ながら、自分たちの下船の時を待った。

9時半ごろ、下船口へ進み、荷物を受け取り、車で自宅へ帰った。

10時半ごろ自宅に到着。
楽しいクルーズだった。
感想
2025年に行われた大改装で、船内の雰囲気はかなり変わっていた。
クイーンズルームやガーデンラウンジは、個人的には以前のようなクラシックな雰囲気が好きだった。それが「キュナードらしさ」だと思っていた。
けれど、やはり最近のトレンドは、モダンで洗練されたデザインなのだろう。
いつかまた、あのクラシックな雰囲気の船内に戻ってくれたらうれしいなぁ、と思ったりして。
食事は、主に、ビュッフェとブリタニアレストランを利用していた。
ビュッフェは、料理の種類がちょっと少ないかなぁ、という印象。「食べたいものが無い!」と思った日もあった…かな。
刺身や海苔巻きなどの和食もあったけれど、ちょっと微妙な感じはした。
ブリタニアレストランは、う~ん…そこまで美味しいとは感じなかったし、ガライブニングのメニューの豪華さも感じなかった。
ただ、レストランで働くクルーの皆さんは素晴らしかったと思う。親しみあふれる雰囲気と、テキパキと料理を運ぶプロフェッショナルな姿はレストランの雰囲気を良いものにしていると感じた。
ショーは、何回かスキップした日もあったけど、ほとんど行ったと思う。
プロダクションショーは、本当に素晴らしかった。歌のレベルが高く、満足度が高い。
プロダクションショー以外の日には無料で座れるボックスシートも利用した。
個室感があって、予想よりも良かった。もっと早く利用してみたらよかったな、と思った。
部屋に関しては、今回は大変ありがたいことに、直前に客室のアップグレードがあって、ベランダのお部屋を利用することができた。
これは本当に良い体験だった。
今までは、クルーズ旅行中は、あちこち歩き回るし、部屋には帰って寝るだけ、という考えのもと、一番リーズナブルなお部屋を予約することが多かったけれど、
今回は、部屋の居心地が最高なので、部屋のベランダで海を眺めたり、ソファーに座ってリラックスしたりする時間が多かった。
ベランダ付きの部屋の良さを知ってしまったので、今後のクルーズ予約にも影響がありそう。
2014年の船内見学会から始まり、2019年、2023年、2024年、そして2025年と、クイーンエリザベスに乗船してきたのだけれど、
クイーンエリザベスの日本クルーズは今年で一旦終了となる。
これが、本当に悲しい。
今までは、最終下船しても、次の予約が入っていたのだけれど、今回は、何も無い。
キュナード好きとしては、やはり、どこか海外に乗りに行かなくてはならないだろうか・・・。
クイーンヴィクトリアにも乗ってみたいし、クイーンメリー2やクイーンアンにも、機会があれば乗船してみたい。
もしまた、どれかの船が日本に来てくれたなら、必ず乗りたい。
海外は…ちょっと苦手だけど、もう少し考えてみたい。
大きな憧れ、乗船した喜び、感動、そしてたくさんの楽しい思い出をくれたクイーンエリザベスに感謝!
またいつか乗りたい。