日本人になじみの薄い「チップ」という文化。
国内旅行なら気にせず過ごせるけど、
海外旅行では客室係などにチップを払うことも多い。
「クルーズ旅行ではどうなってるの?」と、
心配する人も多いと思う。
と、いうことで、クルーズ旅行でのチップについてまとめてみるよ。
参考にしてもらえるとうれしいな。
チップは自動加算
外国船では、
メインダイニングのウエイターや客室係へのチップは「サービスチャージ」として、船内清算に自動加算されるシステムになっている。
金額はクルーズを申し込むときに、
料金表のどこかに「1人1泊〇〇ドル」と必ず記載があるので確認しよう。
その金額が、クルーズ中、日々、自動加算されていくことになる。
だいたい 1人1泊12~15ドル程度のことが多いように思う。
だから、例えば、7泊のクルーズで1人1泊12ドルだとすると、
清算時、チップ分として12×7=84ドル加算されることになる。
クルーズ後半になると、このシステムを理解していない人が
レセプションでなにやらモメている光景をよく見かけるんだけど、
事前にきちんと知らされているものなので、
あとで「知らなかった」とならないようにしたい。
クルーズによっては、
「クルーズ料金と同時に事前にお支払いいただきます」という場合や、
最近では、
「サービスチャージはクルーズ料金に含まれています」
という場合もあるので、
自分が申し込みたいクルーズは、
どういうふうになっているか、パンフレット等で確認しよう。
それ以外にとられるサービス料
バーやレストランで有料の飲み物を注文した場合や、
スパや美容院を利用した場合は、会計にサービス料が加算される。
合計金額の15~18%程度の金額を支払うことになる。
これは、クルーズカードでの支払いの際に自動で加算されるもの。
自分の判断で支払うチップ
必ず渡すものではないけれど、
一般的に渡すのが普通、という性質のチップがあって、
この辺は、「個人の判断で」とされている。
例えば、ルームサービスを頼んだ場合は1~2ドル程度、
カジノディーラーには10~15%程度、が一般的。
それ以外にも、
何か、個人的な要望に対してサービスしてくれた場合や、
特にすばらしいサービスを受けたと感じた場合は、
サービスをしてくれたスタッフに個人的にチップを渡してあげよう。
外国船での使用通貨はドルが基本。
少額のドルを現金で持って行くといいよ
日本船の場合
「飛鳥Ⅱ」「ぱしふぃっくびいなす」「にっぽん丸」
これら日本船では、チップはクルーズ料金に含まれている。
何も気にせずクルーズライフを過ごしてオッケー!