クルーズ旅行、スーツケースなどの荷物の宅配・乗下船時の流れはどうなってる?

 

クルーズ旅行は、ほとんどの人がスーツケースに荷物を詰めてくる。

1週間を超えるようなクルーズだと荷物の量もけっこう多くなるよね。

「コレ、どうすんの?」と思う方も多いと思う。

そこで、スーツケースの宅配や、乗船・下船のときの荷物の流れをまとめてみたいと思う。

参考にしてもらえるとうれしいな。

 

荷物の制限について

クルーズ旅行では、基本的には全体の荷物量の制限はない。

ただ、大きな荷物は運んでもらえるのが普通なので、1つの荷物につき20kg以内としていることがあるので気をつけたい。

 

さらに、宅配サービス(別料金)を利用する場合は、

1つの荷物につき20kg以内という重さ制限に加えて、

バッグ・スーツケースの場合は「縦+横+高さ」の合計が160cm以内

ダンボール等の場合は「縦+横+高さ」の合計が140cm以内

サイズの制限があるので利用する場合は確認しよう。

 

荷物の宅配サービスについて

通常、クルーズ旅行では、客船ターミナルで荷物を預けて、客室まで運んでもらう。

「客船ターミナルまで持って行くのも大変!」っていう人は、

別料金で宅配サービスを利用することができる。

 

国内クルーズの場合は、宅配サービスは2泊3日以上のクルーズから利用できる。

 

現在、客船の荷物宅配サービスはSGムービング(佐川急便)が行っていることがほとんど。

申込みと支払いの期限等はこんな感じ。

※2019年8月現在

※クルーズによって多少の違いがある可能性があるので、正確な期限はガイドブックを読もう。

料金は、片道2500~3000円くらい。(地域によって異なる。沖縄は4600円くらい)

往復で申し込む場合は100円程度の割引アリ。

 

預けた荷物は、そのまま船内の客室まで届けられる。

 

ちなみに、帰りに荷物が増えてしまった場合は

帰りだけの利用もできるので、下船案内で確認しよう。

 

乗船のときの荷物の流れ

自分でスーツケースを持って客船ターミナルまで行く場合は、ターミナルに到着してすぐに、運んでもらう荷物を預ける。

 

次に自分の荷物と会うのは客室なので

乗船のときや、荷物が届くまでの間に必要なものはスーツケースに入れないように注意したい。

パスポート、乗船チケット、クレジットカード、常備薬などは必ず手荷物に入れよう。

 

預けた荷物は、その後、荷物検査を受けてから、客室に運ばれることになる。

乗船後、数時間程度で運ばれることが多く、

複数あずけた場合、別々の時間帯に届くこともあるから気長に待とう。

 

預けた荷物に何か問題が見つかった場合は、

届くのが遅い時間になるか、もしくは、客室にレターが届き、

自分で指定場所へ取りに行くことになるらしい。

 

そうなると、クルーズ初日からなんだか面倒なことになったり、ディナー時の服装にも支障がでるよね…。

持ち込みが禁止されているものは、ガイドブックで確認しておこう

 

下船のときの荷物の流れ

乗船のときのように、下船のときも大きな荷物は運んでもらえる。

最終下船日が近づくと、下船案内荷物タグが客室に届く。

荷物タグの数が足りない場合は、客室係か、レセプションに言うと追加でもらえる。

 

運んでもらう荷物をまとめたら、

配られた荷物タグをつけて、

下船日前日の夜の指定の時間までに客室の外の廊下に出すことになっている。

 

下船のときは、

このときの荷物タグの色や番号によって、集合場所と時間が決められている。

 

下船すると、

客船ターミナルに、荷物タグの色・番号別に荷物が並べられている。

その中から自分の荷物を探してピックアップすることになる。

 

帰りの宅配サービスを利用する人は、

このあと、税関検査を受けてから、宅配サービスカウンターへ。

 

国内クルーズでは、ふつう、宅配サービスは2泊3日以上からなんだけど、

ワンナイトクルーズでも、帰りのみ利用できる場合があるので希望者は確認しよう。

 

新幹線等の時間など、下船後の都合でどうしても早く下船したい人は、

自分で荷物を運ぶことにすれば、早い時間での下船が可能になっている。

その場合は、前日の夜に荷物を廊下に出す必要はナシ。

詳しい下船時間は、下船案内で確認しよう。