冬の海に帰ってきた最後の夜(MSCベリッシマ8日目)

最後の終日航海日

クルーズ8日目、1月6日

5時50分に起きて、16デッキに朝日を見にいった。

水平線に雲が出ていて、太陽が昇る瞬間は見られなかったけれど、少しすると、雲の合間から太陽が顔を出した。

 

ブッフェで朝食をとった後、部屋で仮眠をとることに。

夫の体調が少し良くなったり、また少し悪くなったりしているので、最終日は無理することなく、なるべくゆったりと過ごすことにした。

午前中の部屋の掃除に備えて、10時頃一旦部屋を出て、屋内プール横のデッキチェアーで休むことにした。

外はだんだん肌寒くなってきて、風も冷たくなってきているけれど、まだプールに入っている人も多いみたいだ。

謎解きイベント抽選会

ランチを食べた後、この日は2時から抽選会がある。

船内で、JTBが企画した「謎解き&宝探しイベント」の抽選会だ。

最初の終日航海日に謎解きのシートが配られ、船内を歩き回りながら謎を解き、宝探しをするというものだった。

こういうのは結構好きなので、早速解いて、次の日には提出に行った。

15デッキの抽選会会場に行くと、多くの人が集まっていた。

自分の部屋番号が呼ばれるかと、ドキドキして待っていたが、結局呼ばれることはなかった。残念だけど、イベントは楽しかった。

軽く船内を散歩して、部屋に戻った。

この日の日の入りは16時46分の予定。

それまで、少しずつ荷物をまとめておくことにした。

最後の夜

最後の夕日を見に16デッキに上がると、同じように夕日を見にきた方々が何組かいた。

水平線には雲が出ている。

雲の中に太陽が沈んでいく様子を写真を撮りながら眺めた。

最後の夜。他の方々はショーに行ったり6デッキでダンスパーティなどをしたりしながら過ごしている方が多いようだった。

私たちは、ショーは見ずに、6デッキで最後のジェラートを食べて、LEDの天井を眺めながら、船の雰囲気を楽しんだ。

船内でよく行った場所をゆっくりお散歩したり、ピアノ演奏を聞いたりして最後の夜を過ごした。

15デッキのプールの横を通ると、ゴォォォ!というすごい風の音が響いていた。

もう冬の海に帰ってきたようだった。

21時半からはそのプールサイドで映画「君の名は」の上映があり、毛布にくるまって見ている方が何名もいた。とても寒そうだった。最後まで見られたのだろうか。

私たちは22時頃部屋に戻り、シャワーを浴びて、預ける荷物を廊下に出した。