船上での初日の出と地震のニュース(MSCベリッシマ3日目)

初日の出

クルーズ3日目、1月1日

5時半に起床し、着替えて16デッキへ向かう。

既にたくさんの人が水平線の向こうを眺めていた。

空が少しオレンジに染まり始めている。

私たちも東の方向を見守り続けていると、6時過ぎに太陽が海の向こうから上ってきた。

ベリッシマの船上から眺める、初日の出。最高だ。

どんどん空が赤くなり、太陽の光が眩しくなり直視できなくなる。

昨日の天気とは変わり、天気は晴れ。海も比較的穏やかに感じる。

 

朝ごはんはブッフェで食べた。

9時半頃、硫黄島の近くを通過するので、そちらの方向を双眼鏡でずっと確認してしたけれど、はっきりと確認することはできなかった。

水平線の向こうに、うっすらとそれらしい影が見えた。

船尾のデッキチェアーで海を眺めながらまったり過ごそうとしたが、天気が良くて、どんどん暑くなって来て、厳しくなってきた。

11時少し前、南硫黄島が見えた。

正月イベント

元旦のこの日、レセプション前で鏡開きと獅子舞パレードのイベントが行われた。

「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショー!」という掛け声と共に、鏡開きが行われ、日本酒が配られた。私たちはお酒を飲めないのでパス。

獅子舞は太鼓や笛の楽団と共に、5デッキから6デッキにかけてパレードしていた。

私も頭を齧って欲しかったけれど、人が多くて近づけなかった。

でも、日本のお正月の雰囲気が感じられてとても楽しかった。

  

暑いので、プールで遊ぶことにした。

部屋にもどって水着に着替え、マリンシューズをはき、プール用のバスタオルを持ってプールへ。

船体中央部の大きいプールに行ってみるが、人が多すぎて身動きが取りにくいし、水深が深くて足がつかないので、危なそうだから、船尾のプールへ移動。

こちらは人が少なくて、良かったが、水の温度が少し冷たくて、入るまでにちょっと勢いが必要だった。水深は1.5〜1.6m。足はつかないけれど、人が少ないので、プールのふちのバーを頼りにしながら何往復か泳いで、楽しんだ。

時々プールから上がり、座っていると、太陽の光が暑く、夏休みのような空だった。

屋内プール横のジャグジーに移動し、窓から外を眺めると、船が前後にゆったりと揺れながら進んでいるのが感じられた。海は青く、南の島へ向かっているのだと感じた。

ランチ

部屋にもどって着替え、ランチはメインレストランへ。

メニューにお雑煮があったので、オーダー。

味は、普通に、家で食べるようなお雑煮だった。小さいお餅の破片も入っていた。満足。

昨日はあまり寝ていないので、私は一旦部屋に戻って仮眠をとることにした。

夫は海を眺めていた様子。

地震のニュース

16時頃、夫が部屋に戻ってきた。

ブッフェにケーキでも食べに行こうかと、支度していた時だった。

ふと携帯の通知を見ると、「金沢で震度5強」の文字が見えた。

え!!!!???

すぐに部屋のテレビをつけ、BS日テレを確認し、情報収集すると、震度7の地震があったことや、大津波警報が出ていることなどを知った。

 

大きな地震が起こると、夫は仕事関係の連絡をする必要があり、すぐに仕事モードに入った。

これは仕方ないことなので、私も隣でテレビのニュースを見ることに。

17時頃にはJTBから船内放送があり、北陸地方で大きい地震があったこと、大津波警報が出ていること、現在情報収集中であることなどが説明された。

問い合わせなどがある場合は、JTBカウンターまで相談に来てもらえれば対応する、とのアナウンスがされた。

私たちも引き続き、部屋のテレビやインターネットで情報を確認した。

元旦の夜

18時過ぎに夕飯を食べにブッフェレストランへ行った。ちらし寿司が美味しかった。

船内を歩き回って、時々立ち止まって船内の生演奏を聴いたりして、20時過ぎに部屋に戻った。

既に日本のBS放送が映るエリアの外に出てしまったようで、テレビをつけても新たに地震についてのニュースをテレビで見ることはできなかった。

インターネットパッケージを申し込んでいるので、これから先はインターネットで状況を知ることになる。

寝る前に、グアム時間に合わせるために1時間時計を進めた。