クイーンエリザベス 2023年横浜発着ゴールデンウィーク
新緑の九州と韓国9日間 4/28(金)~5/6(土)
ティータイム
この日は気温が高く、あちこち歩き回って喉が渇いた。
前日にガーデンラウンジで飲めなかったティーフォルテのアイスティーは、カフェカリンシアで飲めることが分かったので、今度こそ。
オレンジやピーチのフレーバーは既に品切れとのことで、ジンジャーをオーダー。
アイスティーのセットが運ばれてきてワクワク。
ティーフォルテのアイスティー用セットが美しい。
一旦ピッチャーに注ぎ、そこからグラスに注いで飲むようになっている。
ジンジャーフレーバーのアイスティーは大人の味で、さっぱりしていてとても美味しかった。
あまり考えずに一人1つずつオーダーしたけれど、これ1つで700mlあるのでちょっと多かったかな。
二人でシェアする感じが良かったかもしれない。
この後食べたリドグリルのホットドッグ。
釜山出港
釜山を出港したのは、予定通りの18時頃。
3階のデッキから夕焼けの出港風景を眺めた。風がとても心地よい。
18時半頃、パイロット(水先案内人)の下船を見届けて、私たちも一旦部屋に戻って着替えることに。
夜のショー
翌日の福岡入港に備えて、この日は早めに休むことにした私たち。
7時45分からの1回目のショーに行くことにした。
E・サラ・カーターというフィドル奏者のショーだった。
フィドルとは、楽器としてはバイオリンのことらしいけれど、その奏法は幅広く、主に民族音楽で使われるバイオリンのことをいうのだそう。
音楽としては「ケルティック・ロック」というジャンルで、「ケルト音楽」や「ブルーグラス音楽」というワードで説明されていた。
後になって調べてみたら、「ケルト音楽」とはブリテン諸島などの現代の商業音楽のことで、「ブルーグラス音楽」とはアコースティックな弦楽器バンドのことらしい。
メモを見たり、観客を巻き込んだりしながら、なんとか日本人にも伝わるようにと工夫されていたのはよく伝わった。客席も、なかなか盛り上がっていた。
だが、正直なところ、個人的にはあまり馴染みがないジャンルというのもあって、あまりよく分からなかった。演奏された曲も最初の1曲以外は知らない曲だった。
さらに、数日前と同様で、スピーカーの音量調節がちょっと・・・という感じで、
終わってみたら、この日はパスしても良かったな、という感じだった。
ショーが終わったあとにリドレストランへ行ってみたが、ちょうど8時半になったところで、ブッフェは終了していた。
ますます「あぁ、ショーではなくてブッフェに来れば良かった」と、ややテンションが下がった。
この後、夜食は10時からとなっていたが、早めに休みたかったので諦めた。
期待が大きかっただけに
クイーンエリザベスはイギリスの船ということもあり、夜のショーではちょっと難しいと思うことが時々ある。
そうは言っても、前回の4年前の乗船時は、全てのショーが本当に素晴らしいと感じた。
だからこそ、今回も私としてはとても期待していて、クイーンエリザベスでのクルーズの中で、とても大きい割合を占めていた。
しかし、今回をふり返ってみると、ショーへの期待はだいぶ下がることになった。
思えば4年前は、キュナードラインとして日本クルーズに賭けているというのがあらゆる場面で感じられた。
「今後数年間で、日本人乗客を現状の4倍まで増やしたい」という発表までなされた。
今回のクルーズで期待外れとなったのは、ブッフェも同様だった。
前回は日本人コックを乗船させており、日替わりでラーメンやうな丼などの特別メニューも用意され、毎日ブッフェに行くのがとても楽しみだったのをよく覚えている。
しかし、今回は刺身と海苔巻き程度はあったが、それ以外のことは無かった。
海苔巻きも、かっぱ巻き以外は、ビミョーだった。
もしかすると、4年前が特別であって、今回が通常運転なのかもしれない。
だとすると、今後は日本人のリピーターは減少していく可能性すら感じる。