クイーンエリザベス 2023年横浜発着ゴールデンウィーク
新緑の九州と韓国9日間 4/28(金)~5/6(土)
横浜へ
5月6日、クルーズ最終日。横浜で下船となる。
4時半に起床。
すぐに外に出てみると、横浜八景島シーパラダイスが見えてきた。
朝日も昇ってきた。
強風!
風が冷たいので、コモドアクラブで入港の様子を見ることに。
5時半頃、いよいよもうすぐ、となった頃、クイーンエリザベスが旋回し始めた。
コモドアクラブで様子を見守っている乗客一同、外の様子を確認している。
クイーンエリザベスとタグボートがロープで繋がれた。
海上では強風が吹いていて、風に煽られ、船体が大きく傾いている。
こんな強風の中、本当に着岸できるのだろうか…と心配になる。
着岸
その後6:40頃、船首からゆっくりと港に入っていき、ゆっくりゆっくり進む。
予定よりも約1時間遅れの7:20頃横浜大黒ふ頭に無事着岸。凄い!
直後にリドレストランへ行ってみるが、下船前の大混雑で席が見つからず。
一旦部屋に戻って、手荷物をまとめ、再びリドレストランへ。
なんとか席を確保し、軽めに朝食を済ませた。
下船
その後、順番に下船が始まった。
私達の下船集合時間は10時となっている。8時半頃に部屋を出て、3デッキで下船の様子を見ながら待つことに。
クイーンエリザベスは、乗下船がスムーズな印象があるので、今回も下船時間が早まるかな、と思って見ていたけれど、
大黒ふ頭のターミナルが大混雑しているらしく、下船口も行列が出来ていた様子。
外の様子を見ていた時、只ならぬ雰囲気を感じて見てみると、スーツケースが海に落ちてしまったようだった。
その後、荷物は引き上げられ、責任者と見られる人が持ち主の連絡先を確認していたようだった。どうなったのだろう。
下船前、最後にクイーンズルームを眺めて、予定通り10時に下船となった。
大黒ふ頭のターミナルで荷物を受け取り、外に出ると、物凄い強風が吹き荒れている!
まっすぐ歩くことが出来ない。スーツケースも飛ばされそうになる。
ターミナルにいたサポートスタッフの方が、駐車場までスーツケースを運ぶのを手伝ってくださった。これがとても助かった。
なんとか車に着くと、9日間駐車してあった車は、潮でベタベタになっていたが、まぁ仕方ない。
その後、昼前には自宅に到着。
楽しかったクルーズは、これでおしまい。
まとめ
クイーンエリザベスに乗船するのは、4年ぶり2回目だった。
前回の2019年日本クルーズと比べると、今回は結構レベルが下がったと思うような場面がいくつもあった。
ブッフェの料理の種類(特に和食)、アフタヌーンティー、夜のショーなど。
それでも、クイーンエリザベスには、ここにしかない特別感があるのは間違いないと思うし、ガライブニングの雰囲気などは、まさに非日常!という雰囲気。
今回、初めて体験した「マスカレード」では、生まれて初めて仮面をつける体験をして楽しかった。
客室係やレストランの配膳係などは、とてもフレンドリーで、私達の顔や名前をすぐに覚えてくれたのは驚いた。
英語に関しては、日本人の乗務員もいるとはいえ、やはり必要だと感じる。
簡単な英文だけでも、聞き取ったり話したりできるだけで、楽しみ方が広がるのは間違いないと思う。
私達も、間違いはあると思うけれど、頑張って英語でコミュニケーションをとろうとすると、なんとか理解しようとしてくれているのが分かって、ありがたかった。
それでも、時々、こちらの英語が伝わらない時や、相手の言うことが分からない時があって、それは心が折れそうになった。特に後半。
2020年から始まったコロナ禍を乗り切り、こうしてまた外国船が日本でクルーズが出来るようになってきたのは、本当に良かったな、と思う。
船内では、レストランエリアの入り口には、消毒液を持ったスタッフがいて、手指消毒をするようになっていた。常にマスクも準備されていて、ブッフェのエリアでは、マスク無しで入ろうとしていた外国人乗客が注意を受けているのを見かけた。
具合が悪くなったときの対応についての書類が配られるなど、様々な努力をしているように感じた。
今回のクルーズでは、まだ完全に元通りというわけにはいかなかったけれど、今後、少しずつ状況が良くなることを期待したい。
そして、次回のクルーズでは、また「キュナードの本気」が見たい。
99ドルで購入した旅行バッグは、夫が一度出張に持って行ったら壊れてしまった。貰ったオンボードクレジットではなく自腹で買っていたら発狂するところだった。