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初めてのクルーズで知っておきたい用語|船内・乗下船・寄港地観光

クルーズの案内を読んでいると、「デッキ」「ギャングウェイ」「ショアエクスカーション」など、聞き慣れない言葉が出てくることがあります。

初めは少し戸惑うかもしれませんが、意味が分かると、乗船前の案内や船内の表示も理解しやすくなります。

この記事では、初めてのクルーズで知っておくと役立つ用語を、船の場所や設備、乗下船、船内生活に分けて紹介します。

船の場所・設備に関する用語

船首・船尾

船の前の部分を「船首」、後ろの部分を「船尾」といいます。

英語の船内案内では、前方が「Forward」、後方が「Aft」、中央付近が「Midship」と表示されていることがあります。

客室やレストランの位置を確認するときも、船首側・中央・船尾側のどのあたりにあるのかを意識すると、船内を移動しやすくなります。

右舷・左舷

船首に向かって、右側が「右舷(うげん)」、左側が「左舷(さげん)」です。

英語では、次のように呼びます。

  • 右舷:スターボードサイド(Starboard Side)
  • 左舷:ポートサイド(Port Side)

自分が向いている方向によって左右が変わるのではなく、船を基準に決まっています。

なお、「ポートサイド」は左舷という意味ですが、必ず左舷側で接岸するわけではありません。

デッキ

「デッキ(Deck)」は甲板のことですが、クルーズ船では、建物の「階」にあたる意味でも使われます。

例えば、「デッキ7」と案内されていれば、船内の7階にあたる階層を指します。

屋外の場所だけでなく、客室やレストランがある階にも使われる言葉です。船によっては、番号とあわせて各デッキに名前が付いています。

デッキプラン

「デッキプラン(Deck Plan)」は、客室やレストラン、劇場などの配置を示した船内図です。

乗船前に船会社のウェブサイトで確認できるほか、船内の案内板などにも掲示されています。

船内に掲示されたデッキプラン。「DECK 7」「PORT SIDE」の表示も見えます。

船内は広いので、目的の施設が何デッキのどのあたりにあるのかを確認してから移動すると、迷いにくくなります。

ブリッジ

「ブリッジ(Bridge)」は、船の操縦や航行の指揮を行う「船橋」のことです。

船内放送で「ブリッジからお知らせします」といった言葉を聞くこともあります。

通常、乗客が自由に出入りする場所ではありませんが、船によっては見学の機会が設けられることもあります。

キャビン・ステートルーム

「キャビン(Cabin)」や「ステートルーム(Stateroom)」は、客室を指す言葉です。

船会社によって使われる呼び方が異なり、予約画面や乗船案内などに出てきます。

「キャビン番号」「ステートルーム番号」と書かれていれば、自分の客室番号のことです。

乗下船・寄港地に関する用語

ギャングウェイ

「ギャングウェイ(Gangway)」は、船に乗ったり、船から降りたりするときに通る通路のことです。

船と岸壁をつなぐギャングウェイ。乗下船の際に通ります。

寄港地では、ギャングウェイが設けられるデッキや場所が変わることもあります。下船するときは、当日の船内案内を確認しましょう。

エンバケーション・ディスエンバケーション

「エンバケーション(Embarkation)」は乗船、「ディスエンバケーション(Disembarkation)」は下船を意味します。

乗船手続きの案内や、クルーズ最終日の下船案内などで見かける言葉です。

テンダーボート

「テンダーボート(Tender Boat)」は、沖に停泊しているクルーズ船と陸の間を行き来する小型船です。

港の設備や水深などの事情でクルーズ船が岸壁に接岸できない場合は、テンダーボートに乗り換えて上陸することがあります。

石垣島でのテンダーボートによる上陸風景(2017年・セレブリティ・ミレニアム乗船時)

私が2017年にセレブリティ・ミレニアムで石垣島を訪れたときも、テンダーボートで上陸しました。

岸壁に接岸する場合とは乗下船の方法が異なり、整理券の配布や順番待ちがあることもあります。

ショアエクスカーション

「ショアエクスカーション(Shore Excursion)」は、寄港地での観光ツアーのことです。クルーズの案内では、船会社が用意する寄港地観光ツアーを指して使われることがよくあります。

観光地をバスで巡るものや、街歩き、自然を楽しむ体験など、内容はさまざまです。

事前予約や船内での申込みなど、手続きの方法は船会社やツアーによって異なります。参加したいものがあれば、申込方法を確認しておきましょう。

終日航海日

「終日航海日」は、港に寄らず、一日を船の上で過ごす日のことです。

英語の日程表では「At Sea」などと表記されます。

海を眺めながら、ゆっくり過ごせるのも終日航海日の楽しみです。

船内のイベントに参加したり、ラウンジでお茶を飲んだり、海を眺めたりと、思い思いに過ごせます。

寄港地観光とは違った、船旅ならではの時間を楽しめる日です。

船内生活・サービスに関する用語

オンボードクレジット(OBC)

「オンボードクレジット(Onboard Credit)」は、船内での支払いに使えるクレジットのことです。「OBC」と略して書かれることもあります。

予約特典などとして付くことがあり、対象となる船内利用分の精算に充てられます。

使える範囲や、使い切れなかった場合の扱いなどは、船会社や特典の条件によって異なります。

ドレスコード

「ドレスコード(Dress Code)」は、服装の決まりや目安のことです。

クルーズでは、夕方以降のレストランなどでドレスコードが設けられていることがあります。

普段より華やかな服装を楽しむ日もありますが、呼び方や求められる服装は船会社によって異なります。

乗船する船の案内を確認して、必要な服や靴を準備しておくとよいと思います。

まとめ

クルーズならではの用語も、意味が分かると、乗船案内や船内の表示がぐっと身近に感じられます。

最初からすべて覚える必要はありません。準備中や船内で気になる言葉が出てきたときに、確認しながら少しずつ慣れていくとよいと思います。

言葉の意味が分かると、初めての船旅も、より楽しめるのではないかと思います。